日本ネイリスト協会(JNA)は10月31日、「東京ネイルエキスポ2016」内で、ネイルをこよなく愛する各界の著名人の中から今年最も輝いた人に贈る「ネイルクイーン2016」の授賞式を行った。今年の受賞者、河北麻友子(女優部門)、藤田ニコル(モデル部門)、ダレノガレ明美(タレント部門)、真矢ミキ(協会特別賞)が渾身のネイル姿で登場した。
選考基準は「ネイルによる華やかさだけでなく、爪先までケアがしっかり行き届いている人」。2度目の受賞となったダレノガレ明美は、ハロウィン当日を意識したゴシック調のコスプレで登場し、大粒のストーンをのせたブラックのネイルを披露。「今日のテーマは“お墓から来たシスター”。悪魔のような天使のようなネイルをイメージした。昨年はモデル部門で、今年はタレント部門で受賞したので、3度目もぜひ受賞したい」と、殿堂入りへ意気込んだ。
また、藤田ニコルは左右でデザインの異なる虹色のネイルで登場。「今日のネイルのテーマは“ハッピーハッピーネイル”。ピコ太郎が流行っているから、アップルとパイナップルをデザインに取り入れてみた」。自身のネイルを「ピコネイル」と名付け、天真爛漫のキャラを炸裂させた。
ブラックのドレスに身を包んだ河北麻友子は、「ネイルをすることで、プライベートも仕事もハッピーに過ごすことができている」とコメント。協会特別賞を受賞した真矢ミキは、「思いがけない賞をいただいた。女性として一番輝く時期を私は男性(役)として過ごしたので、宝塚を辞めてからそれを取り戻すようにネイルに励んでいる。爪先から自分が女性であることを実感できるきっかけにもなっている」とネイルをする喜びを熱く語った。
同日開催された「トーキョー ネイルズ コレクション 2017S/S」では、今季のネイルトレンドを「春はあけぼの」とし、“ドーニングブルー”をテーマカラーとしたファッションとネイルの融合をランウェイで表現した。終盤には、今季のイメージキャラクターを務めるモデルの南明奈が登場し、会場を沸かせた。