11月3日号のWWDビューティは、女性ホルモンと化粧品特集です。今年に入り、女性ホルモンに着目した化粧品が続々と誕生しています。その中で、最も話題になっているのは更年期(45~55歳)の女性に向けての商品です。女性ホルモンのバランスが崩れ揺らぎがちな肌に向けて、更年期向けのケア商品の先駆者的存在のブランド「命の母」をはじめ、各ブランドの最新の技術や経験を結集した商品を紹介しています。
また、PMS(月経前症候群)やプレ更年期といった最近よく耳にするキーワードも女性ホルモンが関係しています。女性ホルモンの乱れは、月経不順や不眠、抜け毛、肥満などを起きやすくさせます。これは20~30代の女性にも影響を及ぼすため、症状を重くしないためには予防が必須です。特集内ではデリケートゾーンのケアやインナーケアなどを掲載し、予防の大切さも伝えています。
そのほか、トピックスとして、米国のナチュラルホルモン療法に関する書籍や、著名産婦人科医が主催する女性ホルモンを学びたい女性に最適な「女性ホルモン塾」の紹介、男性管理職も参加する女性ホルモンをテーマにした「女性の健康を考えるセミナー」の様子、女性ホルモンのバランスに着目したヨガクラス開校の情報など、モノだけではなくコトの提案の紹介もしています。
ニュース面では、サロン用ヘアカラー剤の最新動向に迫ります。プロフェッショナルメーカー5社からひも解くトレンド色の傾向やヒットの要因を探ります。また、銀座松坂屋跡地に再開発を行っている「ギンザ シックス」や、資生堂とセブン&アイが共同企画したヘアスタイリング剤「ウーノ ダブルペースト」、ECベースの直販型フレグランスブランドが台頭しようとしている香水市場なども紹介します。
連載「海外Beauty通信」では、ニューヨークで話題のビューティやセックス、ブレインに効く粉末状のサプリメントについてお届けします。また、「ヒットランキング」では、阪急うめだ本店で売れているネイルやQVCの2016年9月に人気だったビューティアイテムを紹介します。最終面のビューティパトロールでは、美容業界18社が参加した第13回目となるフットサル大会「コスメリーグ」をレポートしています。