ファッション

ストライプが企業のLGBTへの取り組みを評価する「PRIDE指標」ゴールドを獲得

 ストライプインターナショナルは、任意団体ワーク ウィズ プライド(WWP)がLGBTに関する活動に取り組む企業を評価する「PRIDE指標」において最高賞のゴールドを獲得した。ストライプは、LGBTを支援する行動宣言や社内での啓蒙活動など「PRIDE指標」における5つの評価指標に満たしたとして、評価された。

 その対象には、ストライプが社員の9割以上を女性が占めることから、女性支援制度の整備や男性社員への啓蒙活動などダイバーシティーの促進に積極的に取り組んできた。また、LGBTへの理解促進に関しても、社内でメンバーを公募し、「ダイバーシティープロジェクト」のチームを立ち上げ、講演や勉強会を行ってきた。その他の活動としては、LGBTイベント「東京レインボープライド」で、ファッションを通じて自分の着たい服を提案するブースを出展したり、岡山本社では地元の自助団体を招いた講演や勉強会を実施したり、店舗管理職向けの研修では、LGBTの基礎知識を説明する場を設けるなど、社内での意識向上に努めている。

 今年のゴールド受賞企業は、全日空空輸や日本航空、ゴールドマン・サックス、J.P.モルガン、野村證券、アクセンチュア、電通、KDDI、楽天、パナソニック、第一生命保険など各業界の大手企業が並ぶ中、アパレル企業ではストライプのみの受賞だった。

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