イタリアインディペンデントグループ(ITALIA INDEPENDENT GROUP)は、ジョヴァンニ・カルリーノ(Giovanni Carlino)を最高経営責任者(CEO)に指名した。アンドレア・テッシトーレ(Andrea Tessitore)共同創設者兼CEOの後任だ。
カルリーノCEOは今後、グループの再建と再編成を担う。共同創設者のラポ・エルカン(Lapo Elkann)は昨年、1500万ユーロ(約17億2500万円)の増資を発表した。しかし、同社の16年1〜6月期決算は260万ユーロ(約2億9900万円)の赤字を計上した。
カルリーノCEOは30年にわたりファイナンシャルアドバイザーを務めた他、2003〜05年にグルッポ メルローニ エレットロドメスティシ(GRUPPO MERLONI ELETTRODOMESTICI)の最高財務責任者などを務めてきた。彼はイタリアインディペンデントグループの株式を最大60万株保有することができる。
訳・北坂映梨