ファッション

午後3時に完売する自由が丘生まれの“亀屋のあんぱん”

 老舗和菓子店の亀屋万年堂(KAMEYA MANNENDOU)は昨月、ベーカリーショップの自由が丘ベイクショップ(JIYUGAOKA BAKESHOP)とコラボレーションで“亀屋のあんぱん”を発売した。1日限定200個の同製品は亀屋万年堂の自由が丘駅前店だけで販売。

 “亀屋のあんぱん”の主役はあんこというコンセプトのもと、あんこが見えるように、またどこを食べてもあんこが堪能できるように、世界各国で愛されているシナモンロールの作り方で作られている。あんこには、北海道産の大粒の小豆のほか、青えんどう、手亡豆、金時豆、ひよこ豆、赤えんどうの全6種類の豆を使用。彩が美しくそれぞれの豆の風味のハーモニーを楽しめるのが特徴だ。亀屋万年堂が丹念に練り上げたあんこの味を最大限に引き出すように、自由が丘ベイクショップは菓子パン用ではなく、食パン用のパン生地を使用し、日々焼き上げている。価格は1個300円、5個入り1500円(いずれも税込)。

 “亀屋のあんぱん”の企画とプロデュースはクリエイティブユニットのワブ(WHAV.)が行った。亀屋万年堂の「若い世代にもあんこを身近に感じてほしい」という思いを自由が丘ベイクショップとの協業で1年かけて実現した。発売して1カ月足らずだが、このユニークなアプローチの“亀屋のあんぱん”は好評で、毎日午後2~3時には完売。自由が丘の新手土産定番の登場だ。

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