ファッション

オランピア・ル・タンが初の書籍 本人が来日しサイン会も実施

 オランピア・ル・タン(Olympia Le-Tan)は11月16日、自身初の書籍“The Story of O.L.T.”を発売する。アメリカ・ニューヨークのリッツォーリ社(Rizzoli)が出版し、価格は8800円。

 ブランドの歴史をイラストや写真で振り返る書籍で、コレクションのインスピレーション源やデザイン画、プライベート写真などを収録した。イラストレーターの父、ピエール・ル・タンが序文を担当し、スージー・メンケス「ヴォーグ」インターナショナル・エディターが寄稿した。

 「マークジェイコブス(MARC JACOBS)」が手掛ける東京・神宮前のブックストア「ブックマーク(BOOKMARC)」は16日19時から、デザイナー本人を招き出版記念パーティー&サイン会を行う。17〜27日には、出版を記念した展覧会を開催。オランピア・ル・タン本人の私物や、アーカイブなどを展示する。

 さらに、16日14〜15時には伊勢丹新宿店でも刊行記念イベントを開催。本人が登場してサイン会を行う。代官山 蔦屋書店では15〜30日、プロモーションスペースを設ける。

 オランピア・ル・タンは、「シャネル(CHANEL)」のカール・ラガーフェルドの下でキャリアをスタートさせ、「バルマン(BALMAIN)」などで経験を積んだ後、2009年に自身のブランドを設立。文学作品の表紙を刺しゅうで表現したハンドメードのブック型クラッチが有名。12-13年秋冬シーズンにはアクセサリーコレクションに加えて、プレタポルテもスタートした。

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