ナイキ ジャパン(NIKE JAPAN)は11月15日、スニーカー専門の新サイト「ナイキ プラス スニーカーズ(NIKE+ SNKRS)」をローンチした。既存ECサイトとは異なり、人気スニーカーの購入や同社の象徴的なモデルにまつわる読み物、今後発売予定の商品紹介など、スニーカー好きのためのコンテンツだけを集めた自社キュレーションサイトだ。
まずは、ローンチを記念した初めてのコレクション“12 SOLES”を発表。12月3日から順次、“エア フォース 1”や“アップテンポ”などの人気モデル12型を発売する。スニーカーに連動したクイズ大会「スニーカーズ カップ」も用意し、商品発売前に全国同時刻のクイズ大会を開催するという。合計10問の正答率と回答速度、抽選によって選ばれた上位者12人には各モデルの優先購入券が与えられる仕組みだ。
同サイトはアメリカに次ぐ世界2カ国目のローンチだが、コンテンツは全て日本で独自に制作するという。スニーカーの購入にはECサイトとは異なるアカウント登録が必要で、電話番号認証のため同一ユーザーが複数アカウントを持つことはできない。これによって、人気スニーカーの争奪戦を緩和する狙いもあるようだ。「既存ECと『ナイキ プラス スニーカーズ』の両方で発売する商品に関しては、『ナイキ プラス スニーカーズ』での発売を先行する予定だ。人気モデルについて、既存ECでの購入に関する混乱を改善する目的もある。外部サービスを使い、購買履歴をもとにした販促連絡なども計画している。もちろん、ただ物を買うのではなく、コンテンツを楽しみ、学ぶ機会を提供するためのサイトにしたい」と同社。