4月20日にリニューアル復刊する「スタジオ・ボイス(STUDIO VOICE)」(INFASパブリケーションズ)のテーマは「YOUTH OF TODAY」。1冊を通して若手クリエイターのリアルな"今"が分かる内容に仕上がっている。巻頭企画の「THE VOICE」では大御所と若手クリエイターによるユースをテーマにした作品の競演が見どころだ。
また、クリエイションを切り取る視点ごとに、チャプター形式で紹介するページも新たな試みで、美術手帖でライアン・マッギンレーが推薦写真集として紹介した、新進気鋭のアーティスト、ショーン・ヴェゲッジや人気スケーター、アレックス・オルソンが語る、ニューヨークのディスコシーン、注目のデザイナー、ゴーシャ・ラブチンスキー(Gosha Rubchinskiy)の地元であるモスクワを訪れ、そのクリエイションの源に迫る。
さらに、2015年、木村伊兵衛写真賞を受賞した日本人フォトグラファー石川竜一の密着ルポを敢行、国内外の注目クリエイターをジャンルレスにフィーチャーする。そのほか、スケートパークやクラブ、ギャラリーなど都内のカルチャースポットでのリアルな声を収録した定点観測企画「THIS IS HAPPENING」など、今のリアリティが描写されている企画にも注目だ。
「スタジオ・ボイス」は1976年に創刊され、毎号異なる切り口の特集や斬新な誌面デザイン、メジャーとマイナーをミックスさせたカルチャーの発信によって、シーンを牽引した。