ラッパーでデザイナーのカニエ・ウエストが、11月21日午前6時~10時(日本時間)の間、インスタグラムに写真を連続で99枚投稿した。
もともとSNSへの登録に乗り気でなかったことで知られるカニエは、9月にインスタグラムを始めたばかり。これまでの投稿は映画「ブレードランナー」のワンシーンを切り取った1枚のみだった。今回、集中投下した99枚は、「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」の過去のルックブックと思われる冊子を撮影したものなど、ピントをぼかしたルックやアイテムの写真がほとんどだ。自身のブランド「イージー(YEEZY)」の2017-18年秋冬コレクションのインスピレーション源なのか、全く新しいプロジェクトを示唆しているのか、この不可解な投稿が何を意味するのかは明らかになっていないが、さまざまな憶測や話題を生む“仕掛け”としてはすでに効果を発揮している。
突然タイムラインをジャックされたカニエのフォロワー(11月21日時点で197万人)の反応はさまざまで、彼のインスタグラムでの“覚醒”を喜ぶ者もいれば、「そろそろウザい」「“かまってちゃん”」「狂気じみている」「服は買うからやめてくれ」とコメントする者も。