「WWDビューティ」11月24日号は、「2017年春夏東京 ヘア&メイク特集」です。ヘアメイクに関して、これまで東京は個性豊かなクリエイションがランダムに登場し、トレンドの流れが読みにくいと言われていました。しかし今シーズンは他都市のトレンドが東京でも目立ったことがポイント。今号では17年春夏の東京を象徴するヘアメイクを紹介し、ビューティトレンドを読みときます。
全都市で共通トレンドが生まれた今シーズン、東京らしさを見せたのがモデルのキャスティングでした。中でもSNSで多くのフォロワーを抱えるインフルエンサーをモデルに起用した「ミントデザインズ」、プロモデルだけではなく、イメージに合う独特な雰囲気を持つモデルをSNSで探したという「キディル」など、キャスティングに強いこだわりを見せたブランドに迫りました。
各都市でフェミニンなムードが継続した2017年春夏シーズン、東京ではエネルギッシュで強い女性像の提案が相次ぎました。かれんな美しさというよりも、どこかに意志の強さを感じさせる要素を加えるのが今季流。グリッターやフェースペイント、赤リップなど、ブランドによって落とし込み方はさまざまです。「パワフルな女性像」を象徴するブランドのヘアメイクを徹底解剖しました。
ニュース面では、第1回「オーガニックライフスタイル EXPO」について取り上げます。本展では、食料品、エシカル・オーガニックコスメ、繊維製品から生活雑貨まで「衣・食・住」の生活全体を対象に、計144社が出展。コスメ関連で注目を集めたブランドを紹介します。また、ポーラが発売する国内初の「シワを改善する」薬用化粧品や、米国メイクブランドを過去最大金額で買収したエスティ ローダー カンパニーズなどについてお届けします。
蔦屋書店の高山かおり・雑誌コンシェルジュによる連載「蔦屋書店 着想のススメ」の今月のテーマは「ZINEにまつわる人」です。店頭人気企画、2016年上期ベストマガジンに選出された「ゲイトウェイ」やカルチャーZINE「カザック」を紹介します。最終面のビューティパトロールでは、打ち込み系の機材を使用し、自宅で録音を行う“宅録女子”で注目を集めているマイカ・ルブテのルーツに迫ります。