三越伊勢丹ホールディングスとビームスは、日本全国の地域活性化のため、日本の優れたモノやコトを国内外に発信する新プロジェクト「スタンド フォーティセブン(STAND FORTY_SEVEN)」をスタートする。2017年3月29日の本格スタートに先立ち、12月26日〜17年1月10日、伝統的な縁起物を新しい感性でプロデュースする「大縁起物市」をビームス ジャパン、伊勢丹新宿店、日本橋三越、銀座三越の4店舗で開催する。
同イベントでは、縁起物の需要が高まる年末年始に合わせて、“あたらしい縁起物”を各店舗で紹介する。主に東北と九州エリアの伝統的な縁起物を、イベント限定のオリジナルアイテムとして製作した。商品には、スウェーデンの陶芸家による長崎県波佐見焼の招き猫や「ケイタマルヤマ(KEITA MARUYAMA)」によるスカジャンなどをそろえる。
両社はこの事業において、47都道府県のまだ知られていないプロダクトや、各地に伝わる技術などとの出会いを求めて協働し、その奥深さや面白さを紹介することによって、新しい価値の創造を提案する。
三越伊勢丹ホールディングスは、「世界で通用する日本の良さを改めて認識し、日本を元気にする」というコンセプトの下、JAPAN SENSESの取り組みを11年にスタートした。一方、ビームスは4月、新宿に「ビームス ジャパン」をオープンし、日本をキーワードに幅広いコンテンツをキュレーションするプロジェクトを進めている。両社の強みを活かして、日本をもっと楽しくするプロジェクトを目指す。