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細目の日本人を真似て「グラムール」が大バッシング

 ブラジル版「グラムール(GLAMOUR)」がインスタグラムの公式アカウントで人種差別的な投稿をしたとして大バッシングを受けている。

 「グラムール」は11月2日、日本をテーマにした特集にあわせ、アジア人を演じるかのように目を細めに吊り上げたり、合掌してお辞儀をする編集部員の集合写真を投稿。7人のメンバーの中には、モニカ・サルガド(Monica Salgado)編集長やアドリアナ・ベカラ(Adriana Bechara)=ファッションディレクターの姿もあった。キャプションは「この特集を可能にしてくれた(日本人)に感謝を込めて」。この投稿に対し、「人種差別だ」「人間として信じらない」「全くもって許せないこと」など、あらゆるSNSで批判の声が集中した。デザイナーのピーター・ソム(Peter Som)、ミシェル・リー(Michelle Lee)「アルーア(ALLURE)」編集長、エヴァ・チェン(Eva Chen)=インスタグラム ヘッド オブ ファッション パートナーシップスなど、ファッション業界人も多くのコメントを寄せた。その後、同誌は4日に投稿を削除、5日に謝罪コメントを投稿したが対応が遅いと再度炎上した。

 さらに、「グラムール」に寄稿するフリーライターが、この投稿に「いいね!」していたことが明らかになり、ベカラ=ファッション・ディレクターはライターを解雇していたことが判明した。ベカラは「あくまでも会社の意向」と主張したが、ライターはコンデナストのブラジル支社のエディトリアル・ディレクターでブラジル版「ヴォーグ(VOGUE)」のダニエラ・ファルカオ(Falcao)編集長にクレームを出し、解雇を取り消された。

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