ウェブサイトの制作やソフトウェアを販売するフロッグマンオフィスはこのほど、シェアリングエコノミーサービスを低コスト・短期間でスタートできるウェブサービス「メクマ(mekuma)」を発表した。2017年1月にクローズドベータ版の提供を開始し、4月に正式なサービスの提供を予定する。現在、テストへの参加者を募集中だ。
「メクマ」は、「スペース&サービス」「フリマ」「デジタルコンテンツ」の3種類のシステムを提供。「スペース&サービス」では、スペースやサービス、モノの利用権を、日付や時間帯を指定して売買できる。既存のサービスでは、「エアビーアンドビー(Airbnb)」や「エアークローゼット(airCloset)」がこれに当たる。「フリマ」では、「メルカリ」や「フリル」のように、出品者から購入者への商品発送が必要となるモノを売買できる。「デジタルコンテンツ」では、「ゲッティイメージズ(Getty Images)」や「テーマフォレスト(ThemeForest)」同様、ダウンロード可能なデジタルコンテンツを売買できる。
商品管理やユーザー管理、相互レビューなどの必要な機能をまとめて提供することで、コストと開発にかかる時間を削減した他、機能のカスタマイズプランも用意した。料金は月々4万9800円(予価)からで、地方自治体や公共団体には「地方創生プラン」として特別価格でサービスを提供する。