2017年春夏シーズンからリブランディングするイタリアのシューズ&アクセサリーブランド「セルジオ ロッシ(SERGIO ROSSI)」が、新作ムービーを公開した。サン・マウロ・パスコリに持つ自社工場を舞台に、「魔法が起こる場所」をコンセプトにプリンセスに扮した3人のモデルが、スケッチから完成までのシューズの工程をたどる内容だ。50年前から構える工場から、新たな「セルジオ ロッシ」が生まれるという背景が描かれている。撮影は、イタリア人ディレクターのブルーノ・ミオットが担当した。
「セルジオ ロッシ」については昨年12月、ケリングが全株式を英投資会社インベストインダストリアルに売却。新社長にアンドレア・モランテ前ポメラート最高経営責任者(CEO)、新CEOにリカルド・シュット「ホーガン」ジェネラル・マネジャーが就き、デザインチームからマーケティング、小売り、管理までの担当も一新した。同シーズンからは、新たにコレクションラインに位置づける「SR1(エスアールワン)」をスタートする。17年4月開業の「ギンザ シックス」2階には、世界初のコンセプトストアをオープンする予定だ。