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フレデリック・フェッカイが新ブランドをローンチ

 カリスマヘアスタイリストで自身の名を冠したブランドを持つフレデリック・フェッカイ(Frederic Fekkai)が、新ブランドをローンチする。彼はフランス南部エクス・アン・プロヴァンスのライフスタイルブランド「コテ バスティド(COTE BASTIDE)」を買収し、「バスティド(BASTIDE)」と改称、新ブランドとしてリローンチする。

 「バスティド」は地元の工場やファミリー企業が全ての製品を生産。エッセンシャルオイルなどの自然素材を用いる。価格帯は液体ハンドソープが35ドル(約3900円)、ローションが45ドル(約5000円)、ハンドクリームが12ドル(約1300円)、キャンドルが65ドル(約7300円)など。フレグランスやボディケアから始め、その後メンズのビューティやベビーケア、ヘアケアカテゴリーをローンチする。エクス・アン・プロヴァンスに約40平方メートルの旗艦店を3月にオープンし、パリとニューヨークにも出店する予定だ。フェッカイは「『ロクシタン(L'OCCITANE)」ではなく、プロヴァンスの『ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)』を目指す」という。

 「コテ バスティド」は1990年に設立。ピーク時は年商900万〜1000万ドル(約10億〜13億円)を誇り、香港やパリ、ロンドン、アメリカで展開されていた。日本では林タオルのフランジュール事業部が総代理店を務めており、国内の卸売先は約20件。今後の日本でのビジネスについては未定という。

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