2014年にLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・グループ傘下のケンゾー パリと八木通商が合弁で設立したケンゾーパリジャパンは11月1日付で、本国完全子会社に移行した。これに伴い、谷口勝美・代表取締役とエマニュエル・プラット代表取締役は退任。新たにシモーネ・ウゴリーニ社長とノルベール・ルレ代表取締役が就任した。
ウゴリーニ新社長はイタリア出身。00年にアーンスト&ヤングでビジネス・コンサルタントとしてキャリアをスタート。その後、ヴァレンティノでジャパン社のジェネラル・マネジャーやヨーロッパにおける「レッド ヴァレンティノ(RED VALENTINO)」の統括を経て、10年に伊テキスタイル会社のマルゾット・グループのビジネス・デベロップメント・ディレクターに就任。14年からは、ジョルジオ アルマーニで日本における「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」と「EA7」の統括を務めていた。