女優の桐島かれんがクリエイティブ・ディレクターを務める「ハウス オブ ロータス(HOUSE OF LOTUS)」が2017年春夏にサザビーリーグ傘下で再始動する。3月には玉川高島屋S・Cに直営店を開く。
ブランド休止前は東南アジアやインド、モロッコなどから仕入れた雑貨や家具を中心に販売してきたが、今後はオリジナルのウエアを強化する。17年春夏にはインドや日本国内で生産したオリジナル商品約70型、「ユーモレスク」「ケイシー ケイシー」などの仕入れ商品約30型をラインアップ。オリジナル商品は、インドのカディコットンに細かな刺しゅうを施したものなど職人の手仕事が感じられる仕上がりだ。中心価格帯はワンピースが1万7000〜3万4000円、シャツおよびパンツが1万6000〜2万1000円。17-18年秋冬以降は卸も行う。
「ハウス オブ ロータス」は02年に桐島ディレクターが西麻布の一軒家で始めた店舗。昨年12月にサザビーリーグへ事業を譲渡し、今年2月末には広尾の店舗を閉店している。サザビーリーグが持つ生産背景や、買い付けおよび出店ノウハウを取り入れる形で再スタートを切った。