ファッション

「ファッションとして楽しむ」ポップアート店が登場

 アイコニックなファッション・ブランドのロゴや商品をフィーチャーしたポップアートを販売するアンドコレクション(c)が12月3日、東京・南青山骨董通りにオープンした。約132平方メートルの店舗では、シェーン・ボーデン(SHANE BOWDEN)とオリバー・ガル(OLIVER GAL)2組のアートをメーンに販売する。店舗のコンセプトは「暮らしの中で、ファッションとしてアートを楽しむ」。ラグジュアリー・ブランドをモチーフにしたアートなど約200種類を提案。価格は2万4000~64万円と幅広い。手が届きやすい価格帯のものはギフトとしても需要がありそうだ。住居をイメージした空間では、世界中から選りすぐったデザイン性の高い家具や雑貨、電化製品なども提案する。

 ファッション・ブランドのロゴや商品を再構築したポップアートで知られるボーデンはオーストラリア出身。カリフォルニアを拠点に活動するトニー・ブレア元英首相もコレクターに名を連ねるアーティストで、“現代のピカソ”と呼ばれている。オリバー・ガルはアメリカ人のローラ・サンチェス(LOLA SANCHEZ)とアナ・ガル(ANA GAL)姉妹によるユニットでフロリダを拠点に活動。マイアミのアートシーンや旅にインスパイアされたファッショナブルで華麗なライフスタイルを表現したアートが、米連続ドラマ「ゴシップガール(GOSSIP GIRL)」に登場し注目を浴びた。彼らの作品は海外「ヴォーグ(VOGUE)」の会議室などにも飾られている。

 同店を手がけるアートやインテリア関連グッズの輸入小売り企業クルー(CLUE)の横川義明・社長は「アートを飾るライフスタイルを提案したいと思い出店した。住空間が華やかになると、ファッションがさらに楽しくなる。豊かな自分に出会ってほしい」とコメントしている。今後も、首都圏および国内主要都市に出店を予定している。

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