アメリカンアパレルジャパンは12月10日、日本進出11年の歴史を振り返るイベント「Back to Oldies」を渋谷店で開催した。18日の渋谷店閉店をもって実店舗及びオンラインストア含め日本市場から撤退するということもあり、オープン前には若年層の女性客を中心に長蛇の列ができた。友人ら3人で来たという女性は「服といえば『アメアパ』か古着しか着ていないくらい大好き。これからは古着で昔の『アメアパ』の服を探すしかない」と話した。全身「アメアパ」でコーディネートしたという18歳の女性は「もう日本で買えなくなるから今月だけで8万円も使ったがまだ足りない。今日は所持金が800円しかないけど最後だからとりあえず来た」と話すなど、根強いファンの存在や需要の高さがわかった。
会場は500人を超える来場者が訪れ超満員に。渋谷店スタッフのYuppyによる来場者の似顔絵ブースや開店当初の雰囲気を再現するマネキンの展示が行われたほか、名物スタッフ・Riechinによるダンスチームがパフォーマンスを披露するなど盛り上がった。
なお、代官山店と大阪・アメ村店は11日に閉店。14日には渋谷店でシティトートバッグやテニススカートを始めとする人気商品の訳あり品を集めたフリーマーケットの開催を予定しているほか、ブランドの公式LINEアカウントでは福袋を販売している。