「クリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)」が、来夏公開の実写映画「東京喰種 トーキョーグール」の劇中マスクと衣装デザインを担当した。窪田正孝演じる主人公・金木研のイメージビジュアル解禁で明らかになったもので、窪田の左手に喰種の象徴であるマスクが握られている。製作サイドからのラブコールと、森川マサノリ・デザイナーも原作コミックのファンだったことから実現した。森川デザイナーは「監督と一緒に原作のイメージから膨らませて映画オリジナルに仕上げた。金木のマスクは『クリスチャンダダ』らしくオールレザー。牙はサメの歯を型取りしてシルバーフィニッシュしているが、何度も調整して呼吸の機能性も追求した」とこだわりを語る。
原作の「東京喰種 トーキョーグール」(集英社刊)は、累計2100万部を誇る人気コミック。現代の東京を舞台に人を喰らう怪人“喰種”との戦いを描いたダーク・ファンタジーで、アニメ、舞台、ゲーム化に続く映画化となる。同映画のメガホンを取る萩原健太郎・監督は「森川デザイナーと微妙な立体感など細部をこだわり抜いた。それを装着した主演の窪田さんはさらに格好良いです」と自信をのぞかせる。「クリスチャンダダ」の「前衛的でありながら伝統も受け継ぐデザイン」に惹かれてオファーしたという。
同マスクは17〜18日、幕張メッセで開催される「ジャンプフェスタ2017」内“東京喰種 トーキョーグールコーナー”にて初展示される。