複数の高級インテリア・ブランドによる合同プロジェクト「青山ハイブリッド(AOYAMA HIBRID)」のプレイベントが12月13日、参加ブランドのショールームおよび青山スパイラルなどで開かれた。参加ブランドは、「B&B イタリア(B&B ITALIA)」「カッシーナ・イクスシー(CASSINA IXC.)」「フレックスフォルム(FLEXFORM)」「ミノッティ(MINOTTI)」「モルテーニ(MOLTENI&C)」の5ブランド。いずれも、イタリアを代表するハイエンドなインテリア・ブランドだ。これら5社は、ミラノサローネでインテリア雑誌「モダンリビング(MODERN LIVING)」の声掛けを受け、フェイスブックで現地の情報をリアルタイムで発信する取り組みを行った。その延長線として5社合同で「青山ハイブリッド」をスタートする。名称は“ハイブランド・インテリア・ディストリクト(HIGH BRAND INTERIOR DISTRICT)”の略で、複数のブランドが集結し、ハイブリッドなつながりを通して、発信を強化し認知度アップを目的としている。また、建築事務所をはじめ、インテリア・デザイナーやコーディネーターとの結びつきを深め、情報交換も強化する。来年からは、さらに大きな活動に広げていくようだ。
プレイベントでは、各ショールームでカクテルタイム後、パーティーを開催。協賛の下田結花「モダンリビング」発行人のスピーチの後、5社代表がインテリアの持つ可能性について述べた。日本におけるインテリア・ブランドの認知度は欧米に比べると、まだ低い。「青山ハイブリッド」の活動の広がりを通じて、インテリア業界の活性化および、消費者のインテリアへの関心の高まることを期待したい。