アシックス ジャパンはこのほど、東京都墨田区が実施した「リバーサイドカフェの開設・運営を行う事業者」の公募に応募し、事業者として選定された。施設は隅田川左岸、墨田区役所前うるおい広場隣接地に2017年春に開業する。
コンセプトは、「サステイナブルコミュニティスペース」で、スポーツを軸としたライフスタイルの提案を行う。外観は、周辺の自然に調和するホワイトを基調にしたデザインで、自然光が入るようにガラスを多く使用。区画面積186平方メートルに、栄養バランスを考えたメニューがそろうカフェ、ランニング時に立ち寄れるシャワー施設やフィットネスルーム、インフォメーションスペースなどを設けた2フロアで運営する。
施設名称はクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」で公募し、来年2月に決定する。谷川じゅんじJTQ代表をチェアマンに、墨田区や地元町会などの関係者で審査する。
アシックス ジャパンは墨田区が推進する、東京オリンピック・パラリンピックを見据えた街づくり事業のために、水辺空間の整備と周辺地域の活性化を目指す。墨田区の公園敷地内で、民間企業がカフェ事業を行うのは初めて。周辺は、浅草エリアの中心部に近く、東京スカイツリータウンまで徒歩約15分の場所。