ファッション

エアビーアンドビーが注目の観光地ランキングを発表

 エアビーアンドビー(AIRBNB)が2017年注目の観光地ランキングを発表した。15~16年にかけてエアビーアンドビーのリスティングに滞在した宿泊客の増加率を基準に、17位までを公開。1位は米ニューオリンズ・ミルバーグで宿泊客は約16倍、2位はマレーシアのクアラルンプール・カンポン・パルで約10.7倍、3位が豪メルボルン・フィッツロイで約8.7倍だった。ニューオリンズはハリケーン・カトリーナ後の復興も進み、フレンチクォーターやバーボンストリートなどがあるミルバーグ地区への注目が高まったようだ。4位にはユニバーサルスタジオジャパン(UNIVERSAL STUDIO JAPAN)がある大阪・此花区(このはなく)が約7倍でランクイン。5位は仏マルセイユ・シュットラヴィで約7倍、6位はカナダのトロント・ロッククリフスマイスで約5.9倍、7位は米マイアミ・ミッドタウンで約5.3倍と、ロンドン、パリ、ニューヨークといった典型的な観光地とは異なる結果になった。

 エアビーアンドビーはこのデータをもとに、来年、旅行者の間で話題になりそうなトレンドを予測。都会の便利さとリラックスしたムードが楽しめる“混雑していない都会”や緑が豊富でありながらショップやレストランに徒歩で行けるような“壮大な緑”のある場所、そして、ローカルフードを気軽に味わえる“食を楽しめる”場所に人気が集まりそうだ。

 同社は一般のガイドブックには載っていない地元スポットでホストが提供する“体験”型サービスもスタート。例えば7位にランクインしたマイアミではビーチヨガやパドルボーディングなどのスポーツ・アクティビティーのほか、食事などの体験メニューが楽しめるようになっている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。