ブルガリ・ジャパンは12月20日、同社のレストラン部門ブルガリ東京レストランが運営する「ブルガリ東京レストラン イル・リストランテ」(東京都中央区銀座)について、中央区保健所から営業停止処分を受けた。22日まで、ブルガリ銀座タワー内すべての飲食施設の営業を停止し、衛生および安全面に問題がないことを確認した後、再開する。同レストランはすでに、16日から営業を自粛していた。
これは、11日にノロウイルスによる集団食中毒が発生したことを受けたもの。報道によると同レストランで開かれたパーティーに参加した138人のうち49人が翌日以降に下痢や嘔吐、腹痛などの症状を訴えたという。そのうち12人と、調理を担当した4人からノロウイルスが検出された。症状はいずれも軽く、すでに快方に向かっているという。
同社は、「多大なるご負担とご迷惑をおかけしたお客様および関係者の皆さまに深くお詫び申し上げます。引き続き、当該飲食施設における衛生管理を徹底するとともに、再発防止に向けて対策を講じてまいります」とお詫びしている。