12月22・29日合併号の「WWDビューティ」では、恒例の「2016年下半期ベストコスメ」を特集します。インバウンドの失速がささやかれながらも、今期は百貨店のほとんどで前年越えを果たし、全国の主要百貨店48店を対象としたヒットコスメランキングでも、インバウンド需要の恩恵をまだまだ受けた結果を見せました。上半期に続く、メイクカテゴリーの躍進にも注目です。
特集内では、近年はプチプラコスメから大手メーカーにトレンドが波及する流れも見られることから、「プラザ」「ロフト」「トモズ」といったバラエティショップ、ドラッグストアを対象としたヒットコスメランキングも紹介しています。「ティント」「時短」「SNS映え」といったキーワードが挙がり、現代女性のリアルなニーズを読み解くヒントとなる内容となっています。
さらに、モード誌や美容各誌、ティーン誌など、さまざまなジャンルで活躍するトップヘアメイクアーティスト総勢10人に自身のベストコスメを取材。16年下半期に発売された製品の中から、メイクアップ、スキンケア製品のそれぞれ1品を挙げてもらっています。表紙にはモード誌や広告で活躍するモデルの国木田彩良が初登場し、彼女が語るメイクアップ、スキンケア事情も必見です。
ニュース面では、化粧品メーカーをはじめ、異業種からの参入が多い日本のオーガニック食品市場について取り上げます。オーガニックレストラン「コスメキッチンアダプテーション」、フランス発のオーガニックスーパー「ビオセボン」など、オーガニック市場の鍵となる"食"について分析します。また、2017年にブランド生誕20周年を迎える「ケイト」や、「2016 WWD ビューティ インク アワード」などについて紹介します。
連載「SAKURAのモード論」は「バーバリー」のメイクアップラインを、SAKURA独自の視点で分析します。第3回目となる「蔦屋書店 着想のススメ」では、「ビューティに特化したクリエイティブマガジン」をテーマに、新たな美の概念を発信する「ビューティ ペーパーズ」やクロスメディアの最高峰「花椿」を紹介します。ビューティパトロールでは、編集部が選ぶ2016年下半期のマイベスト・コスメをお届けします。