「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は2017年1月上旬、ギフトコレクションを発売する。「アート・オブ・ギフティングーギフト選びの美学」と名付けた同コレクションは、アトリエのクラフツマンシップを体現しつつ遊び心にもあふれるアイテム約30種類。「ザ・ジョイ・オブ・ライティング(書く喜び)」「ザ・ジョイ・オブ・デコレイティング(飾る喜び)」「ザ・ジョイ・オブ・ゲーミング(遊ぶ楽しみ)」の3つのテーマに沿って、筆記用具から装飾品、玩具までをラインアップする。日本では国内9店舗店で取扱い、店舗によって発売日やアイテムは異なる。
「ザ・ジョイ・オブ・ライティング」は、ペンホルダーや鉛筆、デスクパッド、ブックマーク、スタンプパッドなど、デスク周りを彩るアイテム。さまざまなサイズとカラーのノートもそろえ、アイコニックなエピ・レザーやタイガ・レザー製のカバーを使用した。折ると“プティット・マル”ハンドバッグの形になるグリーティングカードなど、遊び心あるアイテムも。「ザ・ジョイ・オブ・デコレイティング」はレザーの多機能ボックスや「ルイ・ヴィトン」のイニシャルを刻印したプレキシガラスやレザーのフォトフレーム、20世紀初期の旅のイラストを描いた磁器のトレー、ポケットミラーなど。「ザ・ジョイ・オブ・ゲーミング」は好奇心満載で自らゲームを作り、最初の店舗に木のおもちゃを並べたり、1930年代に有名な立体木製パズル「パテキ」を発明した創業者の孫のガストン・ルイ・ヴィトンにちなんだテーマ。モノグラムキャンバスのケースに入ったロゴ入りのサイコロやトランプ、レザーのコマやヨーヨーの他、レザーパッチワークのテディベア「ルイ」が登場する。飛行機や船など、トランク製造業としてスタートしたメゾンの歴史にちなみ、「旅」を描いたデザインもコレクションの特徴だ。価格はノートが1万6000円〜、鉛筆が2万円、トレーが3万9000円〜など、お手頃なアイテムもそろえる。
「ルイ・ヴィトン」は1920年代にも、ギフトカタログ「ギフトの礼儀作法」を顧客に配布していた。