ファッション
連載 パリ・コレクション

今、パリコレは若手が面白い!第2弾「パスカル」

 ここ数シーズンのパリ・ファッション・ウイークでは、「ヴェトモン」や「コーシェ」など新たな才能が続々と頭角を現している。2017年春夏はそんな若手デザイナーたちの活躍が定着し、彼らのブランドがパリコレ序盤の大きな目玉になった。ここでは、特に今後の飛躍が期待される実力派4人を直撃。クリエイションに対する姿勢や思いに迫る。第2弾は、ウクライナを拠点に「パスカル(PASKAL)」を手掛けるジュリー・パスカル。2度目のパリコレでは、レーザーカットを用いた新たな表現方法を提案。ガーリーながらもどこかダークな世界観を作り上げる彼女に、コレクション制作や祖国ウクライナについて聞いた。

ひとつのストーリーを作り、きちんと完成させることが大事

WWDジャパン(以下、WWD):デザイナーになったきっかけは?

ジュリー・パスカル「パスカル」デザイナー(以下、パスカル):もともと建築を学んでいて、デザインの専門教育を受けたことはないの。建築のスタイルやテクニック、モノの組み立て方をよりソフトで日常的な何かに落とし込めないかと模索していたときファッションに出合った。建築で培った、正確で合理的なアプローチが服作りにも生きているわ。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。