経済誌「フォーブス ジャパン」は、女性が活躍しやすい環境作りを実現する「いま最も女性が輝ける企業」を表彰する日本最大規模の「ジャパン ウーマン アワード2016」を初開催した。総合ランキング(300人以上、1000人未満の部)には、1位にスタートトゥディ、2位にユニリーバ・ジャパン・ホールディングス、3位にノンストレスが選出された。同アワードでは、1000社の国内企業、1000人のキャリア女性を対象にアンケートを実施。結果と評議員の審査をもとに、計39社の受賞企業を決定した。
1位のスタートトゥディは、女性に特化した施策を行わない中、社員同士のやる気と思いやりによって活躍を推進する社風が評価された。2位のユニリーバ・ジャパン・ホールディングスは、新たな働き方を積極的に導入し、働く場所や時間を個々で選べる制度を導入している。3位には、国内外でネイルサロンの展開ほか、ジェルネイルの製造・販売、ネイルスクールの運営などを行うノンストレスが入賞。13年にスタートした不妊治療時短制度や、育児・介護時短勤務、早期復帰支援制度など、社内制度の充実が受賞の理由となった。同社では管理職の75%を女性が占め、男性ネイリストも積極的に増やす取り組みを行っている。
その他、活動推進部門のグランプリにはプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパンが、情報発信部門のグランプリにはユニリーバ・ジャパン・ホールディングスが輝いた。同アワードの結果は、12月25日発売の「フォーブス ジャパン」でも掲載している。