カネボウ化粧品は、グローバルプレステージブランド「KANEBO」からスキンケアアイテムを2017年3月3日に追加発売する。スキンケアは女性ホルモンの分泌によって起こる1カ月のリズムに着目したアイテム。また、メイクアイテムも2月10日に追加発売する。
「KANEBO」は、一日、一月、一年、一生といった時間の中で、適切なタイミングで自らの美しさを引き出すケアを「時間美容」として提案。9月のブランドデビュー時には、一日を積み重ねることが美しい人生につながるとして、基本のスキンケアと朝用、夜用のクリームを発売した。今回は、“一月のリズム”に着目した美容液「ブルーム オン セラム」を始めとするスキンケア4品目4品種が新しく加わる。一月のリズムとは、女性ホルモンの分泌状況によって起こる「生理期」「卵胞期」「黄体期」からなるリズムのことで、女性は期間によって肌悩みや心の状態もアップダウンすることに注目。キメと色、艶の3つにポイントを置いたケアを提案する。森岡美沙子・商品開発部門ケアグループは、「卵胞期や黄体期前期は、水分と脂分のバランスが良くなり、肌が安定する。一方、生理期や黄体期後期は皮脂が少なく敏感になる。美容液は不調な時だけ使うのではなく、1カ月間のリズムと共に使用してほしい」とコメント。
さらに、メイクアップでは、パウダーファンデーションや口紅など9品目22品種を追加発売する。ファンデーションは、ふんわりとしっとりという、質感の異なる2種のパウダーを4:6で配合。肌の上で下地、光沢、ふんわりの3層に分かれることで光の奥行き感を演出する。全6色の口紅は、メイクアップブランド「テスティモ」で1999年から15年間ロングセラーだった「ルージュドクリア」のローズ色を現在の処方技術で復活。3色セットのアイブロウも「モルフェ」の人気色を再現した。同社の技術で進化させながら、時代にとらわれない美しさを発信する。