宮城県仙台市の百貨店、藤崎は例年通り1月2日に2017年の初売りを実施した。8時のオープンを20分前倒し、7時40分に開店。アーケードには長蛇の列ができ、昨年よりも約10%増えて1万人以上が並んだ。
藤崎は、ファッションや食料品を扱う本館、家具や食器を扱う大町館、「カルティエ(CARTIER)」や婦人フォーマルウエアを扱う一番町館、「グッチ(GUCCI)」などが入るファーストタワー館の4つの館からなる。本館の先頭に並んでいた仙台在住の男性は、「昨日の16時半から並んでいる。一番のお目当てはすき焼きなどの食料品。(ファッションに関しては)子供服や自分用のネクタイ、シャツなど普段使いできるものも検討している。予算はだいたい3万円くらい」と話した。
本館1階の化粧品コーナーでは、開店早々に「ジバンシイ(GIVENCHY)」の福袋(1万円)が売り切れた他、ハンカチや財布など、ファッション小物の福袋が集積された特設売り場では大勢の客が押し寄せた。
本館各階の福袋は1万〜3万円がメーンだが、1億2000万円の“パナホーム多層階住宅 福袋”(1棟限り)や、選手との記念撮影や観戦チケット付きの“東北楽天ゴールデンイーグルス応援 福袋”(ペア10組限定、3万円)などの特別企画の福袋も用意した。