日本人とアメリカ人のデザインチームにより、2015年に発足したメンズブランド、「マインドシーカー(MINDSEEKER)」が17年春夏シーズンに日本の販売を本格スタートする。同ブランドは、コレクションラインとビンテージラインで構成されており、デザインから生産まで、全ての工程はロサンゼルスで行われている。現在は米国フロリダ州マイアミのアルケミストで販売しており、モンキータイム ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ原宿店(MONKEY TIME)、アイデア バイ ソスウ(IDEA BY SOSU)、福岡のチェリー(CHERRY)、名古屋のジャック イン ザ ボックス(JACK IN THE BOX)、で、さらにアジアでは、シンガポールでサレンダー(SURRENDER)が販売する。店舗によっては毎日数件の問い合わせがあり、予約だけで完売し、キャップしか店頭に並ばない店舗もありそうだ。
ディストリビューターを務めるワールドスタイリングは、「コレクションラインとビンテージラインが混在するブランドは見たことがなかったので、非常に魅力を感じた。特にビンテージボディーを解体して、再構築されているデニムパンツ(10万円~)は渾身の商品。今、世界に蔓延しているラグジュアリー・ストリートとは違う切り口で、ファッション業界に新しい風を吹かせることができるブランド。また彼らはファッション業界において、常に新しい発信をしてくれる気がする」と話す。
17年6月のパリ・メンズ・コレクション期間中には、パリで展示会を開催する予定だ。価格帯は、コレクションラインがTシャツ3万円~、クルーネックシャツ4万2000円~、フーディー4万円~、キャップ1万円~。ビンテージラインは、シャツ6万円~、ノースリーブTシャツ4万5000円~、デニムジャケット14万円など。