銀座を望む開放的な空間が特徴のビルズ銀座 PHOTO BY MIKKEL VANG
貸し切りも可能な特別ルームも完備 PHOTO BY MIKKEL VANG
夜は昼とは違う大人ムードな雰囲気が漂う PHOTO BY MIKKEL VANG
「世界一の朝食」と呼ばれるほど、スクランブルエッグやリコッタパンケーキで一大ブームを巻き起こしたシドニー発の「ビルズ(bills)」が2016年10月、銀座店をオープンした。場所は、中央建物が銀座2丁目に開業した「オークラ ハウス」の最上階12階。オーシャンビューを眺めながら朝食や軽食を楽しむ既存店とは異なり、より都会的な「オールデイダイニング」という国内初のコンセプトで、ビル・グレンジャー創業者こだわりの限定メニューやアルコールを提供する新しい店舗だ。今回は銀座を一望しながら、比較的並ばず入店できるという平日午後に、アフタヌーンティーを堪能した。
「ビルズ」の美味しいもの全てが楽しめるアフタヌーンティー
2人から楽しめる銀座店限定の“ビルズ ハイティーセット" PHOTOS BY ANSON SMART
「ビルズ」初のアフターヌーンティーセット“ビルズ ハイティーセット”(2人で7000円)は、写真をすぐに撮りたくなるほど、SNS映えするスイーツやテーブルウエアがかわいい。食材からこだわったオープンサンドやスイーツが数種類に、ミニリコッタパンケーキやスコーン、「ビルズ」特別の紅茶など、“ビルズ・オールスター”と呼ばれるほど、美味しいもののフルラインアップだ。ボリュームのあるサンドイッチではなくオープンサンドにすることで、その他のフードも堪能できるようお腹いっぱいにさせすぎない。キュウリ&クリームチーズやスクランブルエッグ、クラブ&チリの3種類のサンドは見た目もオシャレだ。スイーツは、メレンゲ生地で作ったオーストラリア発祥のスイーツ、パブロバやマシュマロのサンドイッチ、ジャスミンパンナコッタなど、ミニサイズの6種類。また、デザイン豊富なテーブルウエアも注目。カップ&ソーサは「ビルズ」が同店のためにセレクトした有田焼、プレートはイタリアの「リチャード・ジノリ」で、シルバーも全て特注という。14~17時限定で、友達やカップルとのショッピングの合間におススメだ。
朝はフレッシュサラダ、夜は和牛ステーキを
マッシュルームケチャップとポルチーニシーズニングを添えたプライムフィレステーキ
PHOTOS BY ANSON SMART
カクテルは好みのものを作ってくれる PHOTO BY ANSON SMART
オープンサンドもおススメ PHOTO BY ANSON SMART
ランチに食べたい“ロブスターリングイーネ” PHOTO BY ANSON SMART
銀座店限定メニューは、朝、昼、夜も豊富だ。朝は、ヨガやランの後におススメの“ブレックファーストサラダ”(1200円)。キヌアやバックウィート、ケール、イエロービートルートなど計12種類の野菜や穀物を取り入れた一杯でパワーチャージできる。朝8時30分オープンなので、平日の出勤前にも立ち寄れる。昼は“ロブスターリングイーネ”(2000円)。ロブスターの旨みと酸味のきいたチェリートマトのソースが食欲をそそる。夜は“和牛フィレステーキ”(7000円)やプライムフィレステーキ(4000円)を、こだわりのワインと一緒に。銀座店にしかないバーカウンターでは、約140種類のアルコールをそろえている。特にワインは、「ビルズ」のルーツであるオーストラリアやニュージーランド産のナチュラル・オーガニックの赤や白を豊富にラインアップ。また、国内クラフトビールや女性にもうれしいフレッシュフルーツや野菜を使ったカクテルもあり、大人の時間を過ごせそうだ。
銀座の中心にあるビルズ銀座からは、東京タワーやスカイツリーも見える。朝、昼、夜の移り変わる景色と共に、一味違う大人な「ビルズ」を楽しんでみてはいかが?