「アディダス コンソーシアム(ADIDAS CONSORTIUM)」は1月下旬に、セレクトショップや専門店など世界の84の卸先とコラボしたスニーカープロジェクト「スニーカー エクスチェンジ(SNEAKER EXCHANGE)」をスタートする。11月まで毎月、「アディダス コンソーシアム」が選ぶ2つのショップが共同でデザインした限定スニーカーを2型ずつリリース。パリのコレット(COLETTE)、ベルリンのオーバーキル(OVERKILL)、ロンドンのフットパトロール(FOOTPATROL)、台湾のフリューション(FRUITION)、ロサンゼルスのアンディフィーテッド(UNDEFEATED)、日本のユナイテッドアローズなどが参加する。デビュー作はパリ・メンズ・ファッション・ウイーク中に発表予定で、全ての参加ショップで販売する。
同プロジェクトの目的は、さまざまな国のショップをマッチングさせることで新たなデザインやアイデアを生み出すことだ。ジミー・マンリー(Jimmy Manley)「アディダス コンソーシアム」シニア・プロダクト・マネジャーは「異なる地域にある異なる商品を扱うショップが協業し、『アディダス』の歴史やヘリテージ、イノベーションと言う視点を通してものづくりを行うとてもユニークなプロジェクトだ。初めてコラボするショップもあれば、すでに交流があるショップなど、面白い組み合わせに期待してほしい」とコメント。ほとんどのアイテムはユニセックスだが、ウィメンズ向けのものも作られる予定だ。
「アディダス コンソーシアム」は卸先とのコラボで限定シューズを開発するプログラムで、2005年にスタート。定番アイテムの“スーパースター”の誕生35周年を記念し、世界中のショップとオリジナルモデルを製作したことが始まりだ。