ファッション

「アディダス」が世界中のショップとコラボしたスニーカープロジェクト始動

 「アディダス コンソーシアム(ADIDAS CONSORTIUM)」は1月下旬に、セレクトショップや専門店など世界の84の卸先とコラボしたスニーカープロジェクト「スニーカー エクスチェンジ(SNEAKER EXCHANGE)」をスタートする。11月まで毎月、「アディダス コンソーシアム」が選ぶ2つのショップが共同でデザインした限定スニーカーを2型ずつリリース。パリのコレット(COLETTE)、ベルリンのオーバーキル(OVERKILL)、ロンドンのフットパトロール(FOOTPATROL)、台湾のフリューション(FRUITION)、ロサンゼルスのアンディフィーテッド(UNDEFEATED)、日本のユナイテッドアローズなどが参加する。デビュー作はパリ・メンズ・ファッション・ウイーク中に発表予定で、全ての参加ショップで販売する。

 同プロジェクトの目的は、さまざまな国のショップをマッチングさせることで新たなデザインやアイデアを生み出すことだ。ジミー・マンリー(Jimmy Manley)「アディダス コンソーシアム」シニア・プロダクト・マネジャーは「異なる地域にある異なる商品を扱うショップが協業し、『アディダス』の歴史やヘリテージ、イノベーションと言う視点を通してものづくりを行うとてもユニークなプロジェクトだ。初めてコラボするショップもあれば、すでに交流があるショップなど、面白い組み合わせに期待してほしい」とコメント。ほとんどのアイテムはユニセックスだが、ウィメンズ向けのものも作られる予定だ。

 「アディダス コンソーシアム」は卸先とのコラボで限定シューズを開発するプログラムで、2005年にスタート。定番アイテムの“スーパースター”の誕生35周年を記念し、世界中のショップとオリジナルモデルを製作したことが始まりだ。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

東京に広がる “成熟したエレガンス”と“リアルクローズの提案力” 2025-26年秋冬東コレ特集

3月31日発売の「WWDJAPAN」は、2025-26年秋冬の「楽天 ファッション ウィーク東京」特集です。今季の特徴は、デザイナーらがブランド設立当初の世界観を大きく前進させたこと。東京らしいパーソナルな視点でのモノ作りに加え、“エレガンス”を成熟させて幅広い層に刺さるクリエイションが際立ちました。同時に、よりリアルクローズを意識した提案も目立ち、今後に向けてのターニングポイントを予感させるシー…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。