業界筋によると、「ジル・サンダー(JIL SANDER)」はロドルフォ・パルアルンガ(Rodolfo Paglialunga)=クリエイティブ・ディレクターの後任にルーシー(Lucie)とルーク・メイヤー(Luke Meier)夫婦を起用するようだ。ミラノ・ファッション・ウイークで2017-18年秋冬ウィメンズ・コレクションを発表した後、3月に正式に発表されるとみられる。
ルーシー・メイヤーはセルジュ・ルフィユー(Serge Ruffieux)とともに、ラフ・シモンズ(Raf Simons)がアーティスティック・ディレクターを退任した後の「ディオール(DIOR)」で、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)就任までの間、デザインチームを率いた。ルフィユーは「カルヴェン(CARVEN)」の新アーティスティック・ディレクターに就任するというウワサも流れている。一方、ルーク・メイヤーはメンズブランド「OAMC」の共同創設者兼デザイナーだ。業界筋からは、ルーシーが「ジル・サンダー」のオフィスで目撃されるという話や、かつて同ブランドのクリエイティブ・ディレクターを務めていたラフ・シモンズがブランドにルーシーを紹介したという話が出ている。「ジル・サンダー」を傘下に持つオンワードラグジュアリーグループのフランコ・ペネ(Franco Pene)代表からはコメントを得られていない。