ファッション

LV六本木店がチャップマン・ブラザーズの世界に染まる

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、チャップマン・ブラザーズ(ジェイク・アンド・ディノス・チャップマン)と協働し、5種類のアニマル・プリントを用いた2017春夏メンズ・コレクションを全国に先駆け六本木ヒルズ店で販売している。それに合わせて期間限定でファサードや店内には、チャップマン・ブラザーズが手掛けたエクスクルーシブなインスタレーションが登場。ファサードには、アフリカの動物を映し、店内には巨大なキリンの幻想的なオブジェが鎮座する。また、1月31日までコレクションの世界から飛び出したようなアニマルたちとのオリジナルムービー撮影ができその場でムービーをダウンロードすることができる。

 ムービーブースは日本限定の施策で、チャップマン・ブラザーズの世界の中に迷い込んだようなムービーを撮ることができる。手掛けたドレスイングのナカヤマン。は、「チャップマン・ブラザーズを知らない人でも彼らの世界観を瞬時に知ることができ体感できるものをと考えた。大きな空間でCGを作り、人物をとけ込むような世界を作り上げた」と話す。

 メンズを手掛けるキム・ジョーンズ=アーティステック・ディレクターは、デビューシーズンに続き2度目となるチャップマン・ブラザーズとの協働により誕生したアニマル・プリントを、新作レザーグッズや小物、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウオッチなどに表現した。キム・ジョーンズが幼少期を過ごしたケニアやボツワナをテーマに、再びアフリカを訪れ、サファリと紳士的なトラベラーというコンセプトで表現した。ジョーンズは「アフリカとはいえ、そこかしこにロンドンのような雰囲気が漂っている。今回取り入れたのは、パンクの要素。ヘビーなレザーに身を包んだボツワナのバイカー・ギャングたちを撮影したフランク・マーシャルの写真集『Renegades』が、一見かけ離れたパンクとアフリカの美意識の融合を表現したように、パンクの要素をアフリカという視点を通して描き出した。さらに3つ目の要素として、『ルイ・ヴィトン』ならではのフレンチ・エレガンスも取り入れた」とコメントしている。

■ルイ・ヴィトン 六本木ヒルズ店
東京都港区六本木6-12-3 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り
営業時間: 12:00~21:00

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