ラフ・シモンズ(Raf Simons)は自身のブランドの2017-18年秋冬メンズ・コレクションにおいて、ザ・ウールマーク・カンパニー(THE WOOLMARK COMPANY)とパートナーシップ契約を締結した。ニューヨーク・ファッション・ウイーク・メンズ期間中の2月1日に発表する。マニファッチュラ セシア(MANIFATTURA SESIA)やオリンピア・グループ(OLIMPIAS GROUP)などから調達したオーストラリア産メリノウールのジャージーやニットをラインアップする。
ウールマークはシモンズのデザインチームと協業し、メリノウールの開発や調達を行う。メリノウールを使用したアイテムにはウールマークの正式なロゴを施す。また、シモンズはウールマークの毛織工場や羊の牧場、研究開発施設にアクセスすることができる。
シモンズは「メリノウールは自分のコレクションでもよく使用している。ザ・ウールマーク・カンパニーとのパートナーシップにより最高品質のウールを使って特別なものを作り出すのは自然なこと」とコメント。スチュアート・マカラック(Stuart McCullough)=ザ・ウールマーク・カンパニー マネジング ディレクターは「世界で最も上質な天然繊維であるメリノウールを扱うわれわれと、現代ファッションにさらなる革新をもたらし続けるデザイナーと協業できることを誇りに思う。ラフ・シモンズのアイコニックな作品によって、メリノウールの世界に新たなクリエイティビティーを生み出すことが可能であろう」と語った。
ザ・ウールマーク・カンパニーは「ジェイソン ウー(JASON WU)」や「ポール・スミス(PAUL SMITH)」など、さまざまなブランドと協業している。
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