パルコ(PARCO)は、2017年春夏シーズンの広告を公開した。これまでパルコは、フランスのクリエイティブ・ユニット「エムエムパリス(M/M (PARIS))」を2014年秋冬シーズンから継続して起用しており、今年で4年目を迎える。フォトグラファーには昨シーズンに続いて、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「セリーヌ(CELINE)」との協業で知られるユルゲン・テラー(Juergen Teller)を、モデルには「サンローラン(SAINT LAURENT)」のミューズとして知られるオーストラリア出身のリリー・サムナー(Lili Sumner)を起用した。
これまでパルコのシーズン広告は、ファッションとシーズンの永続性を継続的に表現してきた。今季もコンセプトは変えずに、ドイツ南西部の山岳森林地帯(BLACK FOREST)で、ユルゲンが講師を務めるニュルンベルク・アートアカデミーの学生たちと現代的な童話をテーマにした4つのエピソードを作り上げる。昨季のチャプター1(秋/INTO THE BLACK FOREST)、2(冬/DEEP IN THE BLACK FOREST)に続き、今季はチャプター3(春/ESCAPE FROM THE BLACK FOREST)とシリーズ最終章となるチャプター4(夏/RETURN TO THE BLACK FOREST)が登場する。
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