海外および国内のリゾートウエディングの企画・運営を行うグッドラック・コーポレーション(GOODLUCK COOPERATION以下、グッドラック)のブランド「アールイズ・ウエディング(ARLUIS WEDDING)」は1月3日、ザ・ギノザリゾート「美らの教会」をオープンした。このチャペルは沖縄本島の東海岸に位置し、約2万2100平方メートルと沖縄最大規模。沖縄でのリゾートウエディングの件数は年々増えており、サンセットが見られる西海岸には、リゾート施設が密集している。一方、東海岸は未開発で、沖縄らしいサトウキビ畑などの豊かな自然と青い海が一面に広がっている。
ザ・ギノザリゾートのオープン当日には、地元、宜野座村民の76歳の夫婦が結婚式を挙げた。新郎の仲間幸夫と新婦の幸子さんの出会いは、幸夫さんが釣りで宮城島を訪れた際に幸子さんに一目ぼれ。2人は1963年に自宅で結婚し、子ども5人、孫12人、ひ孫3人に恵まれた。新郎夫婦は、地元にこのチャペルのできる過程を見てきており、完成を楽しみにしていたという。グッドラックは宜野座村と共同でオープニング日の式を企画しており、宜野座村村長が仲間夫妻を推薦。3年前が金婚式だったということもあり、2度目の挙式を行った。今回の挙式に関して幸夫さんは「宜野座村で長生きしてよかった。この結婚式で少しでも村に貢献できれば・・・。一段と(幸子さんが)きれいだな」と述べ、仲睦まじい姿を見せた。幸子さんは「幸せな妻に、幸せな夫という名前に恥じない夫婦でいます」とコメント。
欧米で一般的な「バウリニューアル(BOW RENEWAL)=誓いを改める」という、結婚後、10年、20年といった節目の年に行うセレモニーが日本でも浸透しつつある。沖縄では、こういったアニバーサリー婚の推進を行っており、今回の挙式もその一例といえる。
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