ファッション

「カルヴェン」の新ディレクターに元「ディオール」デザイナー就任

 「カルヴェン(CARVEN)」はスイス人デザイナーのセルジュ・ルフュー(Serge Ruffieux)を新たなクリエイティブ・ディレクターに起用することを発表した。2016年10月に退任したアレクシス・マーシャル(Alexis Martial)とアドリアン・カヨド(Adrien Caillaudaud)の後任として、2月1日付で就任する。ルフューが手掛ける初のコレクションは18年プレ・スプリングになり、10月のパリ・ファッション・ウイークで発表する18年春夏コレクションでランウエイデビューする予定だ。

 ルフューは、「ディオール(DIOR)」に約10年間在籍しており、ラフ・シモンズ(Raf Simons)前アーティスティック・ディレクターの退任後、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)新アーティスティック・ディレクターが就任するまで暫定的にルーシー・マイヤー(Lucie Meier)と共にデザインチームのヘッドを務めていたことで知られる。それ以前は「ソニア リキエル」などでキャリアを積んだ。

 今回の就任について、ソフィー・ドゥ・ルージュモン=カルヴェン最高経営責任者は、「ルフューの厳格で非の打ちどころのないクチュール技術と天性のモダンな感覚は、肩肘張らないパリジャン・シックという『カルヴェン』の伝統と共鳴する」とコメントしている。

【関連記事】
「カルヴェン」が元「ディオール」のデザイナーを起用か
「カルヴェン」、ウィメンズのデザイナーデュオが退任
「カルヴェン」がメンズ・コレクションを一時休止 ベルナベ・アルディが退任

CARVEN x ファッションの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。