リーバイ・ストラウス ジャパンの2016年11月期決算は、売上高が前期比6.1%増の123億3900万円、営業利益は同112.7%増の4億8000万円、経常利益は同70.4%増の5億600万円、純利益は194.4%増の4億7900万円だった。小売店での年末年始の冬物商戦や春夏商戦の立ち上がりが好調だった他、アウトレットの品ぞろえで奏功。売り上げの大半を占めるメンズボトムスを中心に売り上げが伸長した。上期には訪日外国人の購買も後押しした。
同社は15年以降、“501”“505”をはじめとするアイコンロットを現代版にカスタムした“501CT”“505C”などの新モデルを投入。セレクトショップや百貨店と協業した施策などを行い、客層を広げている。
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