メラニア・トランプ(Melania Trump)大統領夫人は1月20日夜に行われた大統領就任祝賀舞踏会に、エルヴェ・ピエール(Herve Pierre)と手掛けたロングドレスを着用した。オフホワイトのクレープをベースにしたオフショルダーのドレスで、片袖からスリットにかけて弧を描くようにガザールを配したデザインが特徴。。ウエストをマークする赤いシルクファイユのリボンがアクセントになっている。
昨年2月まで「キャロリーナ ヘレラ(CAROLINA HERRERA)」でクリエイティブ・ディレクターを務めていたエルヴェは、「大統領夫人にロングドレスを手掛けられることは大変光栄なこと。私は渡米して20年、『オスカー デ ラ レンタ(OSCAR DE LA RENTA)』に在籍していたときにクリントン(Hillary Clinton)夫人、『キャロリーナ ヘレラ』時代にブッシュ(Laura Bush)夫人とオバマ(Michelle Obama)夫人の衣装を手掛けるなど、とてもラッキーだ。でも今回は自分の名でドレスを手掛けられたのはとてもうれしい」とコメント。さらに「彼女は独自のスタイルを持っている。大統領夫人になったからといって、それを変えるつもりはないようだ。そのため、彼女のスタイルを尊重しつつロングドレスに落とし込むのはとても楽しかった。メラニア夫人のファッションセンスを映すかのように、ラインはとてもシャープなラインで、全体的にシンプルに仕上げた」と続けた。製作プロセスについては「本当に素晴らしい経験だった!元モデルだった彼女はファッションのことも理解しており、会話も、ドレスを作る工程もスムーズだった」と語った。