ナイキは女性に向けたキャンペーン「わたしに驚け」を今月から3月にかけて行っている。新しい一歩を踏み出したい女性を支援し、新製品の販売や女性アーティストとのコラボレーション、イベントなどの体験を通じて個々が持つ可能性を引き出す。
その第一弾として運動効率を高めるゾーナル ストレングス タイツを発売した。トレーニング用とランニング用の2種類で、価格はともに1万5000円。ランニング用は太ももやふくらはぎなど脚全体の筋肉の振動を抑え、通気性のあるウエストバンドや腰と膝の動きやすさを高める伸縮性に優れた素材を使用する。トレーニング用はウエストバンドが高く、体幹、ヒップの大殿筋(だいでんきん)、太もも前面の大腿四頭筋(だいたいしとうきん)や裏面のハムストリングス筋の振動を抑えてヨガやあらゆるトレーニングに対応する。
イメージビジュアルには4人の女性アスリートを起用し、唯一の日本人としてダンサーで振付師の菅原小春が登場。「素材がとても良く、まるで皮膚のように感じる。筋肉にも圧をかけて支えてくれる。ダンス時にたくさん汗をかくが、このタイツは汗も吸い上げてくれる」とコメントしている。
またゾーナル ストレングス タイツ発売に合わせて英の女性シンガーソングライター、FKA ツイッグス(FKA TWIGS)がムービーとビジュアルを制作した。空手の世界チャンピオン、ダンサー、フェンシング選手など12人のアスリートが出演している。
「わたしに驚け」キャンペーンの一環として、2000人以上の女性を集めてトレーニングやランニングを行う「ナイキウィメン トウキョウ(NIKEWOMEN TOKYO)」を2月25日に両国国技館で開催する。菅原小春が参加してワークアウトやパフォーマンスを行う他、浅草の名所巡りやスイーツが堪能できる約5kmのランニングセッションや、女性ミュージシャンとコラボレーションした楽曲のお披露目ライブを実施する。参加費は3000円で、1月31日までウェブサイトで参加受付中だ。