120万人以上をフォロワーに持つベトナム系オーストラリア人のユーチューバー、ティナ・ヨン(TINA YONG)が1月23~25日、リード エグジビションジャパンが主催する「第5回国際 化粧品展」のために来日した。メイクレッスンやヘアアレンジなどを紹介する自身のチャンネル「ティナ クリエイティブ」で注目を集めているティナ。展示会内で気に入った最新コスメやメイクトレンドについて聞いた。
WWDビューティ(以下、WWD):国内外の最新コスメが集う「国際 化粧品展」だが、気になったコスメは?
ティナ・ヨン(以下、ティナ):最近は、ブラシやスポンジといったいろいろなツールアイテムを探し求めていたから、ブラシ形のスポンジ「3Dブレンディングスポンジ」に特に興味を持った。スポンジとパフが一体型になった卵型のスポンジ「ビューティーブレンダー」はすでに世界でもポピュラーだけど、このような形は初めてで新鮮。色もとてもエキサイティングだと思う。実際に使ってみて、気に入ったらぜひ動画で紹介したい。
WWD:オーストラリアでのメイクトレンドは?
ティナ:韓国のメイクトレンドが流れてきていて、ハイライトが流行している。少し前まではコントゥアーが流行していたけど、もっとシャイニーでグロウな質感。その方が、より健康的で若々しく見える。あとは、セルフィーを撮ることが増えたので、涙袋を作ったり、カラーコンタクトやつけまつげで目を大きくするような、日本の若い女性のメイクの影響も受けている。パーティーの時だけじゃなくて、みんな普段からそういったメイクをするようになってきている。
WWD:あなたのようにユーチューバーとして人気を保つ秘訣は?
ティナ:自分のこだわりを持ちながら、自身がエンターテイナーになることが大事。あとは、視聴者とのコミュニケーションを大切にしている。例えば、動画のテーマが決まらないときはみんなに見たいものを聞いてみたり、コメントはできるだけすべて答えたり、身近な存在となることで、実際に会っても本当の友人のように接してくれる。
WWD:次に流行しそうなビューティトレンドは?
ティナ:ここ数シーズンはマットなリップがトレンドだったと言えるけど、再びシャイニーなものがランウェイに浮上するのでは。ヘアでは、髪を傷めずにカラーができる製品が増えているから、奇抜なカラーや、デザインでも“ボーダー”といった新たなスタイルが登場しそう。
WWD:「国際 化粧品展」の印象は?
ティナ:会場がとても広いから、まだ半分しか見れていない。明日が最終日だから、まだまだ新たなコスメに出合えるのを楽しみにしている。近い将来は、自身のブランドを作りたいと思っているから、新たなヒントやインスピレーションを得ることができている。今後も積極的に訪れたいと思う。