1月26日号の「WWDビューティ」は、年始恒例の化粧品業界トップのインタビュー特集です。総勢19人の代表にご登場いただき、2016年の振り返りと17年の展望について語ってもらいました。業界全体の大局的なビジョンをはじめ、マーケティング戦略、流通戦略、商品戦略などに迫ります。また、各社長に“私の大逆転”エピソードを伺いました。
16年はインバウンド需要が失速し、後半は化粧品業界も影響を受けた年でもありましたが、来日外国人が今後増え続けると予想される中で、各企業がどのような戦略を考えているのかお伝えします。その他、各社の商品開発にかける思いや海外展開の取り組み、デジタル施策による若年層へのリーチ、越境ECの展開など、今後の課題や戦略について紹介します。
17年は、業界内で話題を集めているポーラの「リンクルショット メディカル セラム」を筆頭に、各社がこん身の力を込め開発した商品力の高い化粧品が続々と登場します。16年は、大学や研究機関との取り組みにより商品開発を行った企業が目立ちましたが、今後、より高いエビデンスを得て安全性を保証する商品に要注目です。
ニュース面では、ヘアサロン「オアシス」を展開するヌックが開設した最先端の治療機器をそろえた医療クリニック「オアシス メディカルクリニック原宿」について取り上げます。また、資生堂が買収した米国ベンチャーやブランドリニューアルした「ケラスターゼ」、「ニールズヤード レメディーズ」が発売する日本限定発売のオーガニックUVケアについて紹介します。
連載の「蔦屋書店着想のススメ」では、「東京と日本の文化を見つめ直す」をテーマに、東京の新しい歩き方を発見できる写真集や、着物文化についての書籍を紹介します。また、「クラランス」のオリヴィエ・クルタン社長による日本市場の分析や、本国の社長による日本初上陸した「シー・オー・ビゲロウ」のスキンケアついてお届けします。