「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、2017-18年秋冬パリ・ファッション・ウイーク初日の2月28日20時(パリ時間)から行うランウエイショーでウィメンズ・コレクションと共にメンズのルックをお披露目する。アンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)=クリエイティブ・ディレクター就任後初の17年春夏ウィメンズのショーにもメンズが1ルックのみ登場したが、本格的にメンズ・コレクションをランウエイで披露するのは今回が初めてになる。
ショーに先駆けて、同ブランドはアーティストでありフォトグラファーのコーリアー・ショア(Collier Schorr)が手掛けた写真のコラージュを公開した。反抗的な眼差しの端正な顔立ちの青年をはじめ、彼らの体の一部や赤いパテントのレースアップシューズ、創業者のイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)自身が登場した1971年の香水の広告ビジュアルをほうふつとさせる全裸の青年の後ろ姿などを捉え、不安定でありながら映画のような美しさを探求している。
コレクションは、伝統的なユニホームに反して、テーラードとノンシャラン(フランス語でのんきや無頓着の意)の対比を表現。異なるプロポーションをミックスし、パリジャンの魅力とさまざまなリファレンスやインスピレーションを組み合わせることで、個性的なルックを生み出すという。
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