シューズとファッションのECサイト「ロコンド」を運営するロコンドが、東京証券取引所のマザーズ市場への新規上場の承認を受けた。上場は3月7日を予定している。ロコンドは2010年10月に創業。自社物流とECインフラを活用した低額のBtoB物流サービス「ロコチョク」や、EC発のシステムを実店舗のPOSにも活用するRAOS構想など、既存の枠組みにとらわれないサービスを展開してきた。昨年11月には、海外の大手SPAブランドMANGO(マンゴ)と組み、日本でのECサイトから実店舗までを請け負う事業提携を発表していた。
上場のため公開した有価証券報告書によると、2016年2月期の売上高は前年比31.6%増の22億2700万円、純損益は2億900万円の赤字(前年は6億3500万円の赤字)、サイト内の流通総額を示す商品取扱高は同24.6%増の93億4100万円だった。筆頭株主は18.14%を持つアルペンになる。
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