ファッション

「グッチ」のアイテムが日本でもカスタマイズ可能に

 「グッチ(GUCCI)」はこのほど、一部製品のパーソナライゼーションを楽しめるプログラム“グッチ DIY”をグッチ青山2階の専用スペースで開始した。昨年5月にミラノ・モンテナポレオーネ通りの旗艦店でスタートした同プログラムは、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)=クリエイティブ・ディレクターの「装うことは自分の内面を表現することであり、男性も女性も本当の自分を自由に表現することが大切」という哲学に基づくもの。アイコンバッグの“ディオニュソス”や“シルヴィ”をはじめ、“エース”スニーカー、“プリンスタウン”や“ジョーダン”といったシューズ、ボンバージャケットやデニムジャケットなどの一部のウエアが対象になっている。カスタマイズできる範囲はアイテムによって異なるが、素材や色の選択に加え、さまざまなモチーフを付け加えられるのが特徴だ。

 例えば、“ディオニュソス”のプログラムでは、チョウやリザード、ハチ、トンボ、ヘビ、バラ、シャクヤクなどミケーレの世界観を反映した動植物のモチーフを刺しゅうで加えられる他、部分的に用いる素材を好みの色のクロコやパイソン、スエードから選んだり、イニシャルを好みの色のスワロフスキークリスタルであしらったりすることができる。バッグのサイズはスモールとミディアムの2種類で、価格はカスタマイズにより48万5000~170万円と幅広い。バッグのDIYはオーダー後、約3~4カ月で手元に届く。より気軽に楽しめるのは、“エース”スニーカーのカスタマイズだ。左右それぞれに好みの色でイニシャルの刺しゅうを加えることが可能。価格は9万6000円で、オーダーから約1~2カ月で受け取ることができる。

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