「WWDビューティ」2月9日号は、海外企業トップインタビュー特集です。毎年恒例の「WWD-NY」の「ビューティ企業トップ100」で、ナンバーワンのロレアルグループ、4位のエスティ ローダー カンパニーズ、2位のユニリーバのキーマンらをピックアップ。その人物像から、リーダーとして今の時代に必要な資質をひも解きます。
中でも、クローズアップしたのは、ロレアルUSA リュクス事業部のサビエル・ヴィー社長兼最高執行責任者、「エスティ ローダー」のステファン・デ・ラ・ファヴェリー=グローバル・プレジデント、ユニリーバUSAのタマラ・ロジャース=パーソナルケア事業部エグゼクティブ・バイス・プレジデント。3人に成功の秘訣を聞きました。
また、勢いを増しているセフォラのクリストファー・デ・ラプエンテ最高経営責任者(CEO)の企業家精神と顧客重視をベースにした戦略に注目。20年前、業界全体が懐疑的だったセルフ方式の販売方法を確立し、独自のコミュニティを築いたセフォラの成功例は現在のビューティ業界にとって参考になるところが大いにあります。
この他、ウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス(以下、WBA)傘下の英ドラッグストアチェーン、ブーツの米国市場参入、さらにはファビアン・ガルシアCEOが率いるレブロンの組織再編をフォーカス。消費者の購買意欲を喚起させるユニークなビジュアルとサービスや、ミレニアル世代を取り込むマーケティング戦略に迫ります。
ニュース面では、第5回「国際 化粧品展」について取り上げます。今回は過去最多の出展社数を記録し、国内外のバイヤーをはじめとする業界関係者が来場しました。初出展した海外コスメブランドや、異業種となる老舗企業にフォーカスしています。また、オンワードホールディングスが買収したココバイや、海外に初出展するアイスタイルなどについて紹介します。