ファッション

「エレッセ」新ラインはロゴとイメージで知名度拡大を狙う

 ゴールドウインの「エレッセ(ELLESSE)」は、1980年代のデザインを取り入れたファッションライン「エレッセ ヘリテージ(ELLESSE HERITAGE)」の発売を記念し、日本人DJ・アーティストのカンタ(K.A.N.T.A)とコラボレーションしたムービーを2月9日に公開する。ロンドン発のブランドが持つスタイルと、幼少期をロンドンで過ごしたカンタのオリジナルサウンドを融合し、現代のストリート感を添えた世界観で表現する。

 3月には「ユージュ(YUGE)」の弓削匠デザイナーを起用したファッション系アカウント向けのライン「エレッセ ヘリテージ プラス(ELLESSE HERITAGE +)」(以下、「プラス」)をビューティ&ユース ユナイテッドアローズをはじめ、約15店舗で販売する。

 弓削デザイナーは「ブランドが持つレトロなムードを生かしつつ、日常生活への取り入れやすさを意識している。80年代後半から90年代にヨーロッパのストリートキッズが『エレッセ』を着ていたように、日本の若者やミュージシャンにも着てもらえたら嬉しい」と話す。2017-18年秋冬シーズンもブランドネームやロゴを強調したデザインを軸に、新しい顧客に「エレッセ」の知名度拡大を狙う。「17-18年秋冬もデビューシーズンと同様、ベーシックなデザインを多く採用した。18年春夏は少し変化を加えてパステルカラーを使用したアイテムを作る予定だ。今後ブランドの知名度が広がってきたら、派手なカラーブロックや古着調のデザインなどを取り入れ、もっとマニアックな物作りに挑戦したい」と語った。

【関連記事】
「エレッセ」が80年代のデザインを採用した新コレクション

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。