三越伊勢丹は8日、菓子大手のカルビーと協業した期間限定売り場を伊勢丹新宿本店に開いた。2階の婦人服フロアのザ・ステージ2にたくさんの菓子と菓子をモチーフにクリエーターと企画した雑貨類を並べる。カルビーが音頭を取って森永製菓、江崎グリコなどにも参加を呼びかけ、約100種類の菓子をそろえた。14日まで営業する。
婦人服の端境期である2月の集客策として、同社の婦人服部と食品部の垣根を超えた女性社員が企画した。はかり売りで販売される菓子を包装機械でラッピングすることができる。毎日15時にはカルビー「かっぱえびせん」のかっぱえびくん、森永製菓「チョコボール」のキョロちゃん、江崎グリコ「カプリコ」のカプくんなど、各社のおやつキャラクターが売り場に現れ、客との記念撮影に応じる。インスタグラムなどのSNSで拡散したくなるような仕掛けによって、20~30代の女性を呼び込む。